人生を豊かに

幼少期統合失調症と境界性人格障害をもち そしてママになり悪い連鎖をたちきり、病気と向き合い、より豊かな人生をと励んでおります。

善という悪

その人のためと思い、やりすぎると善という悪になることがある。

 

 

私は子供時代から世話好きで教えたり、世話を焼くのが好きだった。

 

だから妹になんでもやってあげたくなる性格で、

なんでもやってあげようと心見ていた。

相談をうければ1から10を教えようとし、

余計なことまで足を踏み込んでいた。

 

 

 

でも子供が産まれて私はやっと気づいた。

いいお姉さんだと思っているのは自分だけで今まで何をやっていたのかと。

 

妹におせっかいもいいところだったと今は思う。

 

やりすきるのは返って悪になることがある。

それに見下しているようにも見える。

妹ととはいえ、尊重しなければならない。

 

人間関係でもそうだ。

相談されたからといって、

足を踏み込みすぎておせっかいをやきすぎては悪になる。

 

人それぞれの心境や事情がある。

 

 

客観的にみた指示や客観的にみた意見など相手は望んではない。

 

聞いて共感する。

相談する人が望んでいることは恐らくこれだけだ。

 

それ以上をやろうとしてはただのおせっかいにすぎない。

 

だから最近は気をつけている。

1から10までは知らないのだから相手に助言はほぼいらない。

答えを求められたときだけ言えばいい。

 

そんな当たり前のことを

善だと思い口にしていたのが今では恥ずかしい。

 

善もいきすぎると悪になる。