見える景色がある。
汗をダラダラかき悪夢で目が覚める。
19歳明日のお金もなく、
親から家計のお金が払えない、
助けてくれ。
今日もまた苦痛な風俗にでかける。
お金なんとかしなきゃ。
そんな遠い昔の記憶の夢をたまにみる。
目が冷めてホッとする。
あのときのようなお金の心配は今はない。
なにかに縛られているものはない。
目が覚めて今の幸せを噛みしめる。
生きててよかった。
もっとどん底の人からしたら大した苦労はしていないがやはりどん底を味わった人にはその人にしかない景色があるんじゃないかとおもう。
苦しみも些細な喜びも、見える景色が人それぞれ違うもの。
今なら思える。
ちょっと苦しみを味わってよかったなぁって。
当たり前の幸せを涙がでるくらい誇らしくなるときがある。
そして幸せを当たり前に思わず無駄にせず噛み締めていることができる。
苦しみのない人はいないし、
恐らく苦しみの真っ只中にいる人は自分の幸せに期待などない人もいる。
幸せという言葉すら嫌う。
恵まれた人が感じる言葉だと。
少なからず私はそうだった。
ひねくれていた。
幸せなんか私の世界にはない。
きっと私の人生はこうやって終わってくんだ。
未来に期待などない。
そう思っていた。
でもちがった。
幸せは自分の中にあって、
自分できづくもの。
自分で悪いものをどんどん手放していって
自由になり、
自分で幸せな選択をし、
諦めないこと。
どんな困難がおそいかかっても
道を踏み外しちゃいけない。
幸せを自分で遠ざけちゃいけない。
どうしたら自分自身が幸せになっていけるか考え続けることをやめない。
選択を投げやりにしない。
けして幸せを諦めない。
きっとそうしていくうちに、
良いものに囲まれてくる。
ぶれさえしなければ。
人生は以外と
ひねくれると悪いもので溢れていたりする。
悪いものを引き寄せてしまう。
だから自分自身の幸せを追求し、
良いものを引き寄せるようにしたい。
そうするといつしか人生が好転していくかもしれない。