わたしは小学生になった。
父親は薬をやめ、落ち着いた。
母親は私の下に子供が増えその子供でいっぱいいっぱいだった。私はそんな母親に好かれたくていい子になっていった。
外ではおとなしいこになり家では母親の手伝いを必死にやった。
みんなからできた子とか本当におりこうさんだわとかよく周りのお母さん達に言われていた。
そう言われれば言われる程猫をかぶるようになってた。
そして週に一回爆発して家で暴れくるっていた。
それ以外はただただいい子を演じていた。
この頃には本当の自分はわからなくなっていた。
闇の始まりだった。